揺籃期

Jabra は、1869年に Great Nothern Telegraph Company(GN)を設立した一人のデンマーク人の大物事業家である C.F. ティージェン(C.F. Tietgen) をもって始まります。ティージェンの当初のアイデアは、デンマークの地理的位置を利用して、フランスとイギリスといった経済大国とロシアと東アジアを結び付ける電信ケーブルを作り上げることでした。

その後の 100 年をかけて、GN は電信ケーブル事業の範囲を拡張し、1872 年には、シベリア経由で北欧から日本、香港に至る最初の電信ケーブルを開通させました。1907 年までに、GN は世界有数の電信会社に成長しました。その通信網は 15,600 キロメートルの電信ケーブルからなり、シベリア経由で北欧の先進ネットワークとつながっており、東アジアにおける最新式のネットワークとなっています。

1969 年、GN は日本-ロシア間の電信網(JASC)開通をもって、100 周年を迎えました。この拡大により、GN のケーブル網はシベリア経由で北米から日本までをカバーすることになりました。

 1977: 別の製品分野の組み入れ

GN はデンマークの補聴器製造業者の Dnavox を取得。 この買収は、GN の歴史の転換点となるものでした。


1980 年台初頭

GN Store Nord は Rovising A/S から、デンマークの「オフィスオートメーション」会社である Netcom を買収。


1985: 新しい名称、新しい焦点

GN はその名称を Great Northern Telegraph Company から GN Great Nordic に変更しました。目的は、新グループのアイデンティティを確立することでした。このため、同社は全子会社の名称を次のように改めました。GN Danavox、GN Nettest、GN Automatic 等


1986: 苦戦する子会社

Netcom は不採算事業であることがわかり、1986 年に事業は閉鎖されました。これにより、GN Store Nord は、「名ばかりの」会社となりました。

GN Store Nord の取締役会は、もうひとつの GN 会社である GN Danavox の財務結果に懸念を抱いていました。同社は当時補聴器とヘッドセットの両方を生産していました。

その年の 9 月の会議で、GN はヘッドセットの生産を GN Danavox から新たに設けられた電気通信部門に移行することを決定しました。新部門は、1984 年に GN が買収したオフィスデータ機器の製造業者である GN Netcome の名称を引き継ぎました。


1987: 未来はヘッドセットにある

GN Netcom の売上は 34% 伸び、これまでで最高の年となりました。 GN Netcom は、カナダ、米国、西ドイツに子会社を設立し、その株主に「コードレスヘッドセット」と呼ばれる開発プロジェクトに一層注力していくことを約束しました
 

2000: GN Netcom による Jabra の買収

GN Netcom は、米国の携帯電話向けハンズフリーデバイスの主要メーカーである Jabra を買収しました。

 2006: 新しい事業センター

GN はデンマークのバレルプにある 50,000 平方メートルの新オフィスビルに移転しました。第二次世界大戦以来初めて、すべての GN の事業部門が 1 つのビルに入りました。


2009

GN ヘッドセットは、Jabra ブランドの下で世界的に販売されました。すべてのヘッドセット事業を 1 つのブランドの下に統合することにより、Jabra は世界トップのヘッドセットサプライヤーとしての地位の強化に尽力しました。

 2011

Jabra は 20 億デンマーク・クローネの収益を生み出しました。これは 1987 年の同社の収益である 1 億デンマーク・クローネに比較すると、まさに飛躍的な伸びといえます。